wordpressをインストールすると初期設定ではhttpになってしまうと思います。
しかし、今現在SSL化していない状態でサイトを公開することはおそらくないのでなはいでしょうか。SSLしておくことのメリットの方が大きいので、SSL化してサイトを公開するはずです。
WordPressをSSL化する方法を調べるとプラグインを使う方法が上の方に出てくると思います。しかし、SSL化するためだけにプラグインは入れたくないという方もいるのではないでしょうか。
私もその1人でした。そこでSSL化する方法を解説していきます。
今回のサーバーの構成はNginX + MySQLの環境を想定しております。NginXなので.htaccessが使えないので使わずに設定をしていきます。
サイトURLを変更
まずは管理画面上からWordPress アドレス (URL)とサイトアドレス (URL)を書き換えていきます。
sqlで直接書き換える方は、wp_optionsのhomeとsiteurlをhttpsから始まるURLに書き換えてください。
update wp_options set option_value = "https://domain.com" where option_name = "siteurl";
update wp_options set option_value = "https://domain.com" where option_name = "home";
サイトのURLをhttpsに変更しただけですとhttpsで見れるようにはなりますが、cssなどを正常に読み込めなくなってしまいます。
ソースコードの修正
最後にwp_configに下記を追記してください。
$url = 'domain.com';
$_SERVER['HTTPS'] = 'on';
$_ENV['HTTPS'] = 'on';
$_SERVER['HTTP_HOST'] = $url;
$_SERVER['SERVER_NAME'] = $url;
$_ENV['HTTP_HOST'] = $url;
$_ENV['SERVER_NAME'] = $url;
これでhttps化が完了します。