プロダクトマネジメントを始めてみて感じたこと

未分類

久しぶりの投稿になります。今期からプロダクトマネージャーとしての業務を兼任するようになり、エンジニア業務との違いや、プロダクトについて深く考える機会があったので、どんなことを考えていたのかを書いていきたいと思います。

スポンサーリンク

プロダクトマネージャーとして感じたこと

まず、エンジニアとしてみていたプロダクトと別物のように感じました。

エンジニアとしてプロダクトの機能開発をしていた際は、その機能がどのような価値をユーザーに届けるのかを考えて最適な機能を提供できるように考えていました。

しかし、プロダクトマネージャーとしてプロダクトを見た際には、プロダクト全体として何が最適で、どうあるべきなのか、どういった価値をどうやって届けられるのかを考える必要がありました。

機能の提供をするだけが解決策ではなく、他の手段を用いて解決する方法はないのか?お金をかければ解決できるのか?など全体としての最適解を探していきました。

中長期な目線と短期な目線

プロダクトの最適解を探していくのに、中長期と短期どちらの成果に紐づく開発になるのかといったところが悩ましいところでした。

短期の成果を上げることももちろん重要ですが、そればかり見ていてはプロダクトとしての成長が難しくなってしまいます。

逆に中長期を見ていては目先の収益が上がらなくなってしまいます。

そこで私は、中長期の大きな方針を明確にし、短期的な施策としてやっていく際には、そのどこに紐づく施策なのかを必ず明確にしながら作業をしていきました。

そこを見失って、短期の収益だけに特化した開発を行っていては、プロダクトとしての方向性がぶれてしまい、このプロダクトって何のためにあるんだっけ?という状態になってしまいます。

そうならないためにも、プロダクトの目指している世界観や、提供していきたい価値と今から作ろうとしている機能はマッチしているのか、どういったところに貢献できるのかを整理しながら新しい施策等を考案していきました。

これのおかげで、短期施策としてさまざまな機能をリリースしていきましたが、大きくプロダクトとしてぶれることなく、続けてくることができました。